NAOTO KINE 10th Anniversary T&L SPECIAL

2002年12月22日(日)/12月23日(月)Matinee & Soiree in QUEST HALL


薄暗がりの中BANDが登場、スタンバイ。拍手で迎える。そして、木根さん登場。拍手。

M-1 泣かないで
 やはりソロ十周年記念と言えば、ソロデビュー曲からスタートです。皆さん立ちあがってました。

M-2 風 太陽 海
 本人出演のNHK番組の主題歌でもありましたね。予習していた曲だったので一緒に歌えました。

Talk
 木根「ここで第一部終了です」
22 「早いな!もう疲れたのかよ!」と自分につっこむ。
譜面台のお話。フォーク世代の木根さんはこれに憧れを抱いているそうで。「試験勉強でも、一生懸命カンペ作るやつと、そんな時間あるなら勉強するやつといるけど、僕は前者です。徹夜で譜面書きました」
その譜面台で隠れ、木根さんの顔が見えなくなってしまう、最前列の観客二人に、ピックつきサインをプレゼント。
22 A(udience:観客)〈譜面は手書きなの?〉「手書きだよ!」〈ウソ!〉「なんで嘘って言うの。知ってんの?!」しかし、ちらりと見せてくれたところ、当然手書きなどではありませんでしたっ。
その譜面の文字を見づらそうにしていて、思い出したのか、「TMかどっかでベースを弾いた事があるんだけど、カンペの文字が小さくてが見えない見えないって文句言っていたら、多分ねスタッフもいいかげん怒ったんだと思うの。(ステージに)なんか俺のとこだけ床に模様があるなーと思ったら、Gm(マイナー)とかコードが床にでっかく書かれてて」

23m(マチネ:昼公演) 昼公演はミュージシャンにとっては辛い、体が起きてこないとの話、「Utsuには絶対無理。」種ちゃんも笑う「テッちゃんも無理だね」

23s(ソワレ:夜公演) 2日目、夜公演と、木根さんは回を追う毎に声の調子がさすがに思わしくなくなってしまい、声がかれていて、「聞きずてならないかもしませんが・・・」湧きあがる失笑にさすがに気づき「こういう時使う言い回しじゃないよね。聞きづらい声で」と言い直し。
「ずっと一緒にやってる、コンサートスタッフの立岡ってのがいるんですけどね、さっき横で『3回廻しはやっぱり無理か』って。そりゃ無理だよっ」
さっそくメンバー紹介。「今日は立っている人もいるんでね、手短に行きます。あ、そうそう」(笑)「ホントせわしないね。せっかちな怠け者と自分で呼んでるんだけど」
2曲目の紹介で「風 太陽 ‘雨’」と言ってしまい。ええ〜?と、失笑の渦(笑)。力なく苦笑の後、口尖らせる木根さん。笑いを堪えている種ちゃんに、「何よ、種ちゃん。笑いたけりゃ笑えばいいじゃん! いいよ?笑って」
種ちゃん、微笑いながら(いやいやいや、どうぞどうぞ進めてください)という仕種。もう、種ちゃんいっぱいいじってくれて(^^)

M-3 君がいた夏
 シャッフルビートなこの曲のベースライン、かなり好きです。アップテンポなノリで気持ちよい。

M-4 Still feel loneliness
 ディストーションギターとベースが。なんとなく「Stil...」を連想してしまう。

Talk
 種ちゃんとDrの倉内さんが退場。BAND立ち位置、下手(左)からKey、Dr、Bass、Gtr。
22 下手に楽屋口があるので、小さなステージ上、種ちゃん、ドラムセットの前、木根さんの後ろを通っていくのだが、木根さんに当たるスポットライトの中を、思いっきり横切ることに。
23s 木「じゃ、種ちゃん、カレー食べてきて」種ちゃんコールに腕を挙げて応じてくれました。
22 3、4曲目の紹介。「ミニアルバムから・・・昔からミニアルバム好きでね」確かに。「10周年記念なんで、余りやったことない曲やろうかなと」
曲紹介の後、微妙な空気に「あ、いいの、いいの、拍手するタイミングとか、そんな気を使わないで。立った方がいいのかな、とか考えなくていいの。もう自由に見てってください。ちょーっと、そと出て一服してきても構わないんで」木根さんの方が気を使いすぎです(笑)。空気読むのうまし、すごいな。
ソロ十周年と言う事で、10年をざっと振りかえります。
その前に今年を振りかえる。友達のおかげで忙しかったと。ン度目の結婚式に出席したネタ。
23m テレビのゴールデンタイムで「妹よ」を歌ったと。一般にはTMでサングラスかけて揺れてる人って言う印象しかないのか、「木根さん意外と歌うまいですね」と言われたと。「こんなとこで面白おかしいコンサートやってるって皆知らないから」
23s 披露宴生中継に「そんなの誰が見るんだって言ってたら、視聴率よかったらしいですよ。なんだ皆見てるんじゃん!」。木根さんの、結構なズバズバ加減が素敵(笑)。
22 「その忙しい時期にイタリアに行ってきたんですよ」と表紙に‘フィレンツェ’とカタカナで書かれたガイド本を取り出して見せる。現地で買ったんだそう。「だってイタリア語、読めないもん!」
サッカー観戦がメインで、6日間の強行軍で言ってきたそうで。「もちろんエコノミーですよ。贅沢はしませんっ」
大聖堂ドゥオモにも昇ってきたそうです。400段以上の階段を足で登らないとならないのです。
23s 〈私も昇ったと〉いう声に「そう!二人で自慢しようね」って、微笑みかける木根さん。羨ましいです。
23s 葛Gこと葛城哲哉氏と行ってきたそうで、「あいつ俺の後ついて、ずーっとビデオ撮りながら解説してんの」あの低音の声真似しながら「自分で自分の写真ばっか撮ってね。そんなに撮ってるならおれも撮ってくれよって」
22 〈時差ぼけは?〉の声に「いつもボケてるから。関係ないみたい」。でもやはり時差ぼけなのか、前日夜中の3時に起きてしまい「Others」のDVDを見たと。「見た人いる?あのヘンなオカルトの。怖いやつ」って木根さんらしい言葉選びのセンスだと思うんですが(^^)。
23s 木根さんタバコを、「今」は、やめてるそうで。木「修ちゃんはやめる気ないよね。」 修「前やめてたんですけど、スタジオでRD中とか横で種とか吸ってると、(吸いたくなって)1本20円で売ってよと。」「種」って呼んででるみたいですねー。
最初はお金なんかいいと、言われるのだが、そのうち期待されるように。今日は買ってくれないの?と。
23m 今日の衣裳のスーツはイタリアのブランド物工場で買ってきたのだそう。しかしブランド名が「・・・・・・」〈なにー?〉「D&・・・ガ・・・?」〈ドルチェ&ガッバーナ?〉「そう、それそれ」でも言いません(笑)。
シーム(ステッチ)の入った黒のスーツ、シャツは白地に薄い赤のストライプでした。ノーネクタイですが、とてもオシャレな着こなしをなさっていました。ドン小西に突っ込まれない程の(><)。
23s 〈もう一回ブランド名言って〉「ええ? D&G!」教えてもらう。「ドルチェ&ガッバーナ!言えるよ!」と自慢げなカオを。「じゃあK&Kの缶詰知ってる? 知らないだろ!」って言ってましたが、知りません(きっぱり)。どうやら、昔は「缶詰といえばK&K」という程の老舗メーカーの事らしいです。母に聞きましたよ(;;)。

M-5 観覧車
 西脇さんのブルースハープで入る。ちょびっと唄い方の癖がついていて気になったんですが。昔の歌い方の方がすきかも。

Talk
 T&Lのゲストの歴々など。会場と確認し合いながら、思い出トーク進行。
22 最初のソロライブは緊張したという話。TMで緊張したのは一回だけ。読売イーストでのオープニングでパントマイムをやった時。
「まさか行ったって人いないよね」。一人挙手「うそ!」(←口癖だ)「いや、ごめんなさいって、謝んなくても。その時はきっと小学生だったんですね。今、いい・・・年齢になって・・・(笑)」A:〈なんでそんな事言うの?!〉「そうだよねー、もっと言ってやんな」〈ごめんなさいって言って!〉「ごめんなさい」顎突き出し、膝に手をそろえて、なんかべーやんみたかった。(←それも・・・)
「僕のT&L全部来てくれてる人」と尋ねると、20人くらい(かな?よくわからなかったけど)挙手。「ホントに、全部?(全公演ではなく毎ツアーという事です、念の為。) その人達は・・・、後で、スタッフに言ってくれれば、『ああ、そうですか』って言ってもらえます」(笑)「いや、結構いたんでね、もっと少ないかと思ってた」
「どこが一番印象残ってる?」A:〈アムラックス〉「初日のアムラックスね。」「こうやってファンと会話できるのが一番楽しい」「『ベーやんが寿司持って来たやつー』とか全然聞こえるもん」
観客の声に逐一、細かく反応してくれ、とても上手く切り返される木根さん。
しかし「さすがに二人いっぺんに話されても聞こえないよ」で、聴き取るのかと思いきや「えー、まあね」と流したもので、笑いが起きると、苦笑して「僕の性格知ってるでしょ?いいかげんな人間が精一杯やってるってとこをね、酌んでもらえれば」
23m もう一曲あるのに、段取り間違え、メンバー紹介をしようとして、中村さんに微笑われたが、「先に紹介してもいいんだよね」とG、Keyの二人を先に紹介。10年振りかえる。ソロデビューの頃、「この頃TMはうだうだしていました!」(T T)
23s 最初のソロツアーでべーあん(べーやん)ことDrの阿部薫氏が、「Fool on the planet」のシンコペーション(切分音。強弱音が入れ替わりウラとオモテの拍子感が変わるリズム。西脇さんに教えてもらったのだが、『ダダダダ、ツターンツターンって、こうゆうのなんていうの?』と説明する木根さんと西脇さんの間の、妙な間が可笑しかった) で曲の頭が分からなくなって、ドラムセットから転げ落ちるように前に出てきて、「ごめんなさいって、土下座してんの」(笑)
ソロファーストでベースを弾いてもらったマットシことF.O.D.の西村麻聡氏が、映画館で映画を見ていて、「どっかで聴いた曲が聞こえてくるな」と思っていたら、渋谷で木根さんがLiveをやっていたら同じ建物の映画館に音が漏れてしまい、木根さんは渋谷シアターコクーン出入り禁止になってしまったらしい。初日だったので「来てくれればいいのに。知らなかったのか、忘れたんだか分かんないけど」
譜面にTalk&Liveのデータが色々書かれているらしく、譜面台に置いたまま参照するのだが、読みづらそうにしていると、A:〈持っていいよ〉「ありがと」。優しいね、皆(笑)
「ほら」と手書き(かなり悪筆)の歌詞カードを披露。「しかも間違えてやんの。イブの事イビとか。変人立ち尽くすって・・・恋人だよっ」〈ウケ狙い?〉「ウケ狙いに決まってんじゃん!」
他に見せてくれたところは1ページにでかでかとメンバー4人の名前がフリ仮名つきで。

M-6 ホントの君 ウソの君
 油断していたら!!!(何故に?>自分)
木根さんの思い入れのある曲を選曲してと言う事で。 この曲大好きなんです。すっごく切なくて、涙したのははじめての曲。
種ちゃんにも弾いて欲しかったけど・・・。2回目聴いた時も鳥肌立ったわー。

M-6 TIME PASSED ME BY
 23マチネは、ここでこの曲をやってくれました。TMの曲だけど、ソロにもセルフカバーとして入ってるという事で。

Talk
 BAND再集合。
22 メンバー紹介。ギター:中村修司。
そしてベース:種子田健!種ちゃんコール随分起きてました。木根「今も、種ちゃんて呼ばれてたけど、Utsuのツアーをやってて。globeもやってたんだよね」 他一同:え?
種「globeはやってないですよ」 木根「あ、そう(笑)」木根ちゃんのテキトーさ加減がよい意味でにじみ出ていてよし。それつけても種ちゃんクール。
木「globeは修ちゃんだ。やりそこなったんだよね」スケジュールが合わなかったのだそうで。
木「種ちゃんははじめてだけど、Utsuのとこで会ってるから、親しみが。いつもステージでカレー食っててね」〈今日は?〉「今日も裏でカレー食べに行ってたんだよね」 種「食べてきました」
ドラム:倉内充。T&L初参加だと。
バンマス、キーボード:西脇辰弥。QUEENのコピーバンドではドラムを叩いてるそうです。
木根ちゃんの今度出すエッセイ本「夢をかなえる50の法則」とやらの話。(正式タイトル「まっすぐ進む夢へのヒント54」)
ええ〜?と笑いが起きると「なに?お前が言うなって? これでも色々聞かれるんだよ。近所の人とか」
木「種ちゃんも、ミュージシャンになって夢かなったでしょ」
種「・・・・・・(マイクでしゃべるのに身を乗り出さないといけないと言う事もあるのですが、なんか、独特の間(ま)があるんです)・・・・・・人間、百八つ煩悩があると言いますけど。」
木根「なんか夢の話が・・・」 種「多分、僕、百八つ以上ありますよ、間違いなく」には参りました(^ー^)。
木根「百八つ以上煩悩がある種子田君です」そんなシメで。

木根's絶妙なトークに種ちゃんも随分笑ってました。
この日は、フェンダーJazz Bass(ヘッドの文字もはげかけて)一本で。ボディはアイボリー、ピックガードがダークレッド?のべっ甲。元々白いのが、黄ばんでる感じのかなり使いこまれているベースでした。
Utsu「L-i」パンフのツアリハで使っていたものではないかな。翌日、翌々日の別の方の名古屋公演のためにいつものJBは持っていかれてるんではと言う意見を頂きました。なるほど。(>やはりMISIAで全部持ってかれてたからだと。Fenderのオールド。「L-i」リハで使ってたものだと。)
しかし、種ちゃん初日はほとんど俯いてたー。
さて衣裳、いや種ちゃん、かっこええ。
黒のジップアップのプルオーヴァー。レザーのラインが胸元とスリーブに入ってる。(背中も切り替えがあり。)袖はひじまでまくって。落ちてくる袖を、時々たくし上げるのとかもグッ。 中は黒Tシャツ。黒っぽいボトム。濃い目のグレイかも。裾をちょっと余らせてる感じで。黒いスニーカー。シルヴァーのドックタグしていた。眼鏡はシルバーのメタルフレーム色なし。

22 再登場するメンバーに、木「大丈夫?盛り上がったとこで、休んで、風邪ひかない? 昔いたんだよ、風邪ひいちゃったやつが一人」〈誰ー?〉「ベーやん。」(笑)。
23m 木「大丈夫?風邪ひいてない?」 種「何とか」
23s 木「大丈夫?」 種「・・・風邪ひきそうになりましたよ」 木「でしょうー」とうとう(笑)。

23m さりげなく戻ってきたのに、木根ちゃん、話を中断して、沸き起こる種ちゃんコールの中、種ちゃんがスタンバイするのをじっくり見つめて。
木「種ちゃんといえば、(Utsuのツアーで)カレー担当で。」 種「食べましたね、いっぱい」 木「どれくらい食べたの?」 種「えーと・・・。・・・25食ぐらいは」。どよめく会場(笑)。12公演1カ月のツアーでしたから、えーと・・・。
木「カレー大好きなんだよね。まあ、カレー嫌いな人探すのが難しいくらいだけど。Utsuんちなんか3日にいっぺんはカレーだからね。」〈え〜?〉「ま、それはホントか分かりませんけど。どれくらい好きなの?」
種「好きって言うより・・・愛ですね、多分」会場:(笑)「色が黄色で、匂いがあれだとOKなんです」「うどんでも、ラーメンでもいいんですよ」
木根「リハーサルんとき、チャーハンにカレーかけて食べたらって言ったら、美味しいって食べてたよね」ええ〜?という反応だったが、そんなに悪くはないんじゃ?カレーピラフみたいで。
木「じゃあ、カレーのルーみたいなカレー味のチョコあったら食べてみたい?」
種「・・・・・・昔カレーアイスってのを食べた事ありますけど、それはさすがに・・・・・・」
木「それだけ好きならすごい拘るのかと思ったら、そうでもないんだよね。出前だろうが、チェーン店だろうが、インドカレー屋でもいいんだよね」
種「そば屋だろうが、中華屋だろうがなんでも」
木「なんだったら、ここでも食べてていいよ」 種「結構、体調崩すんですよ」(あー・・・っ、てカオ) 木「そうだよね〜」。Utsuんとこで結構無理してたんですね・・・。
倉内さんに、木「充君が最年少なんだよね」と言いましたが、充「いえ、違います」(笑)。最年少は種ちゃんです。またもや木根ちゃんのテキトーさ加減が・・・。(後で調べたら、6つも離れてらっしゃるじゃないですか。)
木「種ちゃんも初参加だけど、Utsuんとこで見てたから・・・」 種「カレー食ってましたね」と自ら(笑)。どこまでもカレーネタです。

クリスマスにちなみ、サンタさんにプレゼントもらえるとして、朝、目が覚めた時、枕もとに何があったら一番嬉しいか、という題目が。

最初に振られた中村さん、ものすごく迷ったので、
木「きっと種ちゃんなら、すぐ応えてくれるよ」
種「ベースの弦が100セット位あったら嬉しいですね」 木根「あ、ベースの弦ね」
修「カレーじゃないんだ」 木根「そうだよね、なんか急に音楽的な話になるんだもん。今まで散々話してたんだから、ここはねえ」
修「流れから言ったらカレーでしょ」 木根「カレーだよね」とダメだしさる(笑)。文面だとキツイ感じだけど勿論そんな事はないです(笑)。
種ちゃんも「ああ、そうか」とちょっとがっくし。しかし、木「まあ、嬉しいよね、現実的だね」のフォローに、種「素直に喜びます」 木根「買わなくてすむし」 種「はい。」と。
Drの倉内さんは「家壊れてもいいので、フェラーリが枕元にあったらいいですね」。
Keyの西脇さんは「音楽的な事になるんですけど、スタンウェイのグランドピアノが。一番おっきいやつ。フルコン(フルコンサートグランド)、9フィート(274cm)のやつ」
木「スタンウェイのピアノはまだ夢があるよね、ベースの弦てよりは夢があると思わない?」(笑)「そうか、ベースはいいヤツは大体持ってるもんね。オールドとかないか、ベースは。」 種「・・・・・・う〜ん・・・」 木根「やっぱりベースの弦だよね」 種「弦です、ハイ」(届けます、住所教えてくれたら(笑))
A:〈木根さんは?〉木「僕?そうだな、魔法のランプ。3回しか使えないから、何に使おう、いつ使おうってずっと考えて、結局使わないまま死んじゃうの。」(笑)。
最後に修ちゃん。「かぶっちゃんたんですけど、ハクション大魔王のツボ」
木「あー、かぶっちゃったね。僕に振るからだよ(観客に)。俺が最後だったらいくらでも違う事言えたのにぃ」(駄々っ子のように)

木「欲しいギターがあるんですよ、無理すれば買えない値段じゃないんだけど、夢だから、買っちゃうと終わっちゃう気がしてね。ところが、宇都宮隆がロスかなんかで買ってきやがって! お前、俺の夢…! なにそれっ!って。しかもあまり弾いていてないみたいですけど。でも夢なんで、いつか買おうと思ってるんですけど。でも買わないまま死んじゃうの」(笑)

23s 再登場の種ちゃんに、木「カレー食べて来た?」
種「楽屋弁当が、鶏のカレー風味。どっちかって言うと、鶏風味のカレー?え?・・・美味しかったです」鶏風味のカレーって、なんですかソレハっ。
木「彼はUtsuのツアーをやってて。行った人?」挙手した人、かなりいましたね。「カレー食べてたでしょ?」皆頷く「ほんとカレー大好きなんだよね」
種「もう、あ、愛です」 木「カレーは愛だという・・・。なんじゃそりゃ」ナイスツッコミ。
木「充君の方が年上なのに、なんか、種ちゃんのほうが、風格あるよね」 種「なんでですかね」
木「充君、『はいっ、はいっ』て感じだけど、楽屋ではどうなの?」
充「そんな事ないですよ。『種ちゃん。』て」 木「あ、やっぱり優しい感じなんだ」
クリスマスということで、何かやろうと言う事になったが、〈アカペラで歌って〉と言われた木根さんは「ううん、僕は皆と一緒に聴くから」と膝に手をそろえて、やる気なーし(笑)。
中村さんと西脇さんのブルースハープとで、「WHITE CHRISTMAS」をアドリブで演奏し始める。種ちゃん、両脇の二人を交互に見やり、様子を窺いながら、爪弾き、加わるのかと思いきや、えへって感じで諸手を挙げて、身を引きました。会場もそんな種ちゃんに笑う。
終了後、木「なに、種ちゃんは参加しそうでしないの」 種「二人で見詰め合ってたんで、なんか間にいて、つらくなってきて・・・」そんなあなたの姿が、とっってもかわいかった・・・。
サンタさんの贈り物のマチネの復習話。
種「僕やっぱり考えなおしたんですけど・・・」 木根「うん、いいの、今度二番目に欲しいもの聞くから。」
修「死ぬまでに一回宇宙行きたいですね。スペースシャトルの置き場に困るけど」
木「いや、それは違うでしょ。宇宙行きたいなら、ペプシのやつとかの権利だけあればね。それがスペースシャトルって」
修「あ、そうですね」今度は中村さんが激しくツっ込まれてました。
マチネで西脇さんが暴露されたのですが、
{「今日10時入りだったんだけど、びっくりしました。種ちゃんが来ないんで」種「すいません」西「なかなか来ないんでスタッフが電話がしたら・・・」種「それで起きました」木「罰金があるらしいね」種「一分一万円です」〈ええー?!〉「今マイナス150万です。でも次早く来ればいいんで」}
という話しがあって。
そしてサンタさんの贈り物、木「種ちゃんは?」 種「絶対寝坊しない目覚まし」 会場:(爆笑)。
種「電話で起きました」(←笑顔です)。罰金、一分一万円らしいのだが、種「でも次早く来ればチャラになるんで」
修「じゃあ、いつも早く来てる人は罰金にならないの?」 種「それは『当たり前だ』って言われました」
修「・・・・・・・・・」首を傾げ、なんだかとても腑に落ちなそうな中村さん(笑)。
最終日なのに「次早く来れば」ってしきりに強調してましたが。次ツアーの話とか・・・?
木「こう見えても神経質で、昨日寝れなくて、緊張したのか」「眠り浅いよ。昔Utsuがウチ泊まり来た時、夜中帰ろうとしたのね、俺のいびきうるさくて。で、すっごい小さい声で。 『木根』って呼んだら『え?』って目え覚めたもん。Utsuも試してみたんだって。部屋の隅から―って言ってもそんな広くないけど―、どのくらい小さい声で起きるのか。一回で起きたよ」 昔からしゃべってましたねこのネタ(^^)。
目覚ましの話に戻る。木「どんなのがいいんだろう」
種「水ぶっかけるとか・・・。なんでもいいです、絶対起きるなら。」
充「カウントならどう?」ドラムスティックを打ち鳴らし、‘ワン、トゥー’と曲入りのカウントをやってみせる。
木「それいい!」 種「あ、それなら起きます」 木「それあったらいいね。誰かつくってくんないかね」作りましょうか?
倉内さんはドラえもんが欲しいと。でも観客の言った「もしもボックス」はメンバーの方々誰も分からなかったようで。
西脇さんは「健康。」会場:(爆)。木根さん、西脇さんを凝視して固まる。「ええっ?!」仰天。
木根さんはと訊かれ、「俺は、仕事」と言ったが、え〜と言ういまいちの反応に、フォローコメントも上手く出てこず「ごめん。あー言わなきゃよかった、カットしたい。『健康』で終わっときゃよかったよ。あーしまった」と、とても悔しそうになさって。

「Ci e la musica」前日に発売したばかりのミニアルバム、‘チェラムジカ’やはり上手く言えず、何度もかんでいました。「ン枚目のアルバム」に、A:〈何枚目?〉と聞かれた木根さん、力強く「さあ?」と。おいっ。
9枚目のアルバム(ベストを除く)だと教えてもらいました。
次に書く予定のSFファンタジー小説のモノローグ(独白)と言っていたが、というよりプロローグ(序詞)という感じですね。
「CAROL」の時は話の構成がほとんどが出来ていない状態から書き綴っていけた。それ以降、そういう小説の書き方は出来てないので、挑戦をしてみるのだと。
組曲なようなアルバム全曲。

M-7 La magia 〜風の轍
 物語の導入を思わせる、効果音がふんだんに使われたインスト。
左右の壁に、プロジェクターで鉛筆(パス?)書きのスケッチ画(クローキー)が映し出される。
M-8 Ci e la musica(チェラムジカ) 〜約束された物語〜
 イタリア語の歌詞がキーワードのように繰り返される。
M-9 αεροπλοιο(アエロプリオ)〜飛行機寓話〜
 ジャズっぽい入りで、リズム重視の楽曲。ベースがフィーチャーされていると言っても良いくらい。種ちゃんのためにあるような曲と。兎に角この曲のベースはすご過ぎ。間奏部分と、その後のラインが。あの左手の動きには痺れます。今回最大の見所でした。
M-10 Love sing, slowly 〜魔法の笑顔〜
 木根バラ(木根さんの珠玉のバラード)。ベースも泣けます。
M-11 La magia epilogue 〜秘国からの招待状〜
 エピローグのインスト。

Talk
 「ここから第三部です」「ここからはアップテンポなノリでね、って言ってもそんなにアップテンポの曲はないんで、まあ、揺れていてくれれば」(笑)
23m Goodsの湯のみを手に取り、「湯のみ。僕のT&Lでは恒例となってるキャラクター」「・・・キャラクターじゃないよね」〈アイテム〉「そう!いい事言う!」(嬉しそうに)。
次の曲はテロ事件の頃に、歌い続けるという想いを込めて書いた曲。

M-12 青空
 何気にチョッパーが少し入ってました。

M−13 無知の涙
 この曲では、サビで種ちゃんBANDの皆さんとコーラスを。しかし、あれでは聴き取れませんのでは、種ちゃん・・・(TT)。
そのコーラス部分でもあるサビで観客の皆さんが「Yeah,yeah,yeah」と腕を振り上げていました。木根ちゃんの曲で、振りがあるのは結構珍しいんじゃないでしょうか。
23s 歌入り直後に、笑いのさざなみが起きました。あの「ゴンッ」って音は、木根さんがマイクに口をぶつけた音らしいです(笑)。実は木根ちゃんを注視していなかった私(^^;)。

M-14 友よ、風に抱かれて

M-15 浮雲 −good & bad old days−
 一部チョッパーだったかな?アップテンポの曲で、ベース聴きどこ。結構激しいベースラインです。

M-16 Remember me?
 入りのサビフレーズ、いきなりチョッパーです。CDでは違ったんですけど、T.Tの主張でしょうか。

EC
22 最後の曲、譜面をめくるのを忘れ、見なくても歌えたと。〈やればできんじゃん〉と、男性の声に、
「はい、ありがとうございます。しかし僕は一体いくつの人から『やればできんじゃん』と言われてるんでしょうね」(笑)。木根さんの二周り下らしいです。
FC限定販売のハーモニカを、持参した方々と一緒に吹いてみようと言う事で。
「赤とんぼ」を吹き「悲しいだろうー。ほーら、『俺が悪かった』って気分になったろう」
「西脇君が吹いてるようなブルースハープは難しいけど、これは朋ちゃんでも吹いてたから」(笑)「おかげさまで、いろんな人と知り合えたけど…長くは付き合えないかな…」(笑)「余計なこと言っちゃダメだよっ」(書いちゃいました(笑)
※木根さんが吹いたのは「♪夕焼けこやけの赤とんぼ〜」の『赤とんぼ』で、「♪夕焼けこやけで日が暮れて山のお寺に〜」が『夕焼けこやけ』です。
23m,sは「ジングル・ベル」も吹いて見せる。
22 「持ってない人は口笛で。口笛って笑うと吹けないんだよね。なんでだろ」素朴なギモンに、ツボつきました(笑)。
23s 「持ってない人は、フリをするなり、『私は参加しないわよ』ってカオしてもいいです」
BAND呼びこみ。
22 Gtの中村さん、前のツアーではベースもお弾きになっていたそうで、「あのベースの人、わりとギターも上手いねって言われました」と。
木「種ちゃんはglobeやってたんだっけ?」再びフリます。
種「軟式globeをやりたいんですけど」(笑)「後ろでサポートできたらいいなっと」「今旬じゃないですか」。
BANDスタンバイ中に、ふと横を向いた木根さん、「種ちゃん、ハーモニカ吹いた事ある?」。
突然ふられ、戸惑いがちに、種「・・・小学校の時に。フツーに」。
木「ま。大した意味はなかったんですけど。今、目があったんで」。またいじってくれて。

23m 木「カレー大王の種ちゃんです。今も、カレー食ってきたんだよね」 種「内緒です(微笑)」
木「種ちゃんは音楽が一番じゃないんだよね。」 種「どうなんですかね」 木「一番幸せなのは?」
種「幸せなのは・・・やっぱり美味しいカレーですね」 木「いや、カレー以外で、次に好きなものって、なに?」
種「・・・・・・・・・(このくらいまがあった)パチンコ屋さんの雑踏とか結構好きなんですけど・・・」
木「プロだよ。本書いてるくらいだからね」
種「あ」 木「あ。言っちゃまずかった?」
種「いえ、いいんですけどね」 〈なんて本?〉 木「だめだよ、聞かなかったことにして」(焦る木根ちゃん)
種「いえ、別にいいんですけど。」 木「あ、本名じゃなくてね」
種「いえ、本名で。パチスロとかの攻略雑誌に実名で漫画として載ってます」きゃー、衝撃発言だったわっ。チェックしないと。←しましたとも(笑)
西脇さんが暴露。「今日10時入りだったんだけど、びっくりしました。種ちゃんが来ないんで」 種「すいませんでしたっ」
木「なかなか来ないんでスタッフが電話がしたら・・・」 種「それで起きました。10時25分頃・・・」
木「で何時くらいに来たの?」 種「一時間遅れくらいで・・・」 木根「近かったんだね」 種「・・・走りました・・・」
木根「罰金があるらしいね、僕は知らないけど」 種「一分一万円です」〈ええー?!〉「でも次早く来ればチャラになるんで」って次があるの?もしや・・・?
木「じゃあもっと早く来たら、(銭マーク作って見せる)金儲けになるじゃん。寝泊りして」
種「それはないって最初に言われたんですよ」「今マイナス150万です」
と、ここで西脇さんが種ちゃんの遅刻を暴露しました。

23s 呼びこまれたメンバーの方々、木根さんと順番に握手していきます。
スタンバイの合間に「♪妹よ〜」と歌い出す。木「クリスマスに『妹よ』じゃないよねー」と。しかし会場から〈「妹よ」は加山雄三!かぐや姫は「妹」!〉とチェックが入る。
「(小声で)こまかいなー(苦笑)。でも間違ったらダメですからね。皆さんのきびしくも温かい言葉で成長させて頂いてます(笑)」。
22,23m ハーモニカホルダーを装着。「歯の矯正じゃないですよ」
23s 言わないのかしらと思っていると「言って欲しい?」と。「歯の矯正じゃないですよ〜」って、微妙に噛んでましたよっ(;;)

M-17 レイニーブルースが聞こえる
 イントロと間奏で、左右に行って、マイクをハーモニカ持参の観客に向ける。「珍しいでしょ、こんなライヴ。普通はギターソロとかで前に出て行くのにね」

MC
 「皆さんにお礼の意味を込めてこの曲を」

M-18 誰かが君を愛してる
 温かいバラード。最後、木根さんの上に雪が降ってきた。本物だったらしいです。

BAND皆出て来て腕をつないでお辞儀を。種ちゃんも、退場する時、腕振り上げて。

EC 2
 23日ソワレのみダブルアンコール。木根さんが一人で登場。去年はダブルアンコールでドラムを叩いたそうですが。西脇さんのいたKeyの前に座って。
〈見えないから皆座ろう〉という声に、木「そうそう、皆で協力し合ってね」。

M-19 TIME PASSED ME BY
 随分喉に無理して歌ってくれました。歌詞もちょっとあやしい感じになっていましたが、エレピでの弾き語り、とても素敵でした。



久々参加だが、やはり木根さんのT&Lは面白い。3公演、隅から隅まで楽しみました。
T.Tチョッパーは控えめでしたが、種ちゃんは回を追うごとに、顔を上げる頻度も増え、トークも増えて(^^)v。

SET LIST
M-1  泣かないで
M-2  風 太陽 海
 Talk
M-3  君がいた夏
M-4  Still Feel Loneliness
 Talk
M-5  観覧車
 Talk
M-6  ホントの君 ウソの君/
    TIME PASSED ME BY(23 matinee)
 Talk
M-7  La magia 〜風の轍
M-8  Ci e la musica(チェラムジカ) 〜約束された物語〜
M-9  αεροπλοιο(アエロプリオ)〜飛行機寓話〜
M-10 Love sing, slowly 〜魔法の笑顔〜
M-11 La magia epilogue 〜秘国からの招待状〜
 Talk
M-12 青空
M-13 無知の涙
M-14 友よ、風に抱かれて
M-15 浮雲 -good & bad old days-
M-16 Remember me?
 En Core
M-17 レイニーブルースが聞こえる
M-18 誰かが君を愛してる
 EC 2
M-19 TIME PASSED ME BY(23 soiree)

Appearance:
木根尚登 Naoto Kine (きねなおと)

Keyboards: 西脇辰弥 Tatsuya Nishiwaki(にしわきたつや)
Guitar: 中村修司 Shuji Nakamura(なかむらしゅうじ)
Drums: 倉内 充 Mitsuru Kurauchi(くらうちみつる)
Bass: 種子田健 Takeshi Taneda ( たねだたけし)

Note;
以上は少々の記録と、幾分かの情報と、大部分の記憶から抜粋して記されています。
Talk部分が多く、3公演連続だったため、話の順序が前後しているところも多々あると思いますが、ご了承を。
全編に渡り笑いにあふれていたので、(笑)はだいぶ省いています。
M-9タイトル文字化けしたらごめんなさい。ギリシャ文字です。
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